国内のSIMフリースマートフォン市場では、低価格帯の機種が中心となることもあり、日本メーカーはどうしても苦戦を強いられてきた。
人件費などのコスト面から、どうしても海外メーカーに勝てないのだ。
しかし、最近では少しずつ、だが着実に日本メーカーの製品も増えてきた。
このKC-01も、そんな端末の1つだ。
KC-01について、まずは簡単に紹介しよう。
製造メーカーは日本の家電メーカー京セラ。
野球中継を観ていると、よく「京セラドーム大阪」が登場するが、大阪ドームの命名権を買い取ったのが、正にこの京セラなのだ。
携帯電話分野での歴史も深く、ガラケー時代から大手キャリアの端末製造を行うだけでなく、その大手キャリアの立ち上げ等にも関わるなど、日本の通信事業の歴史においても非常に重要な企業である。
そんな京セラがSIMフリーのAndroidスマートフォンとして投入したのが、これから紹介するKC-01だ。
端末の販売価格は比較的安価な部類に入るが、その限られた予算の中で、安心の日本メーカー品質にこだわり、手堅くまとめられている。
安かろう悪かろうでは決してない安心感が、そこにはある。
それでは、そんなKC-01のポイントについて、3つ取り上げて解説していこう。
ここで取り上げるのは、
・持ちやすいサイズ感
・安心の国内メーカー製
・雨の日でも安心!防水・防塵機能
以上3点だ。
KC-01の特徴の1つが、片手に収まるコンパクトボディだ。
最近では大型のスマートフォンが多いが、その結果、1画面に表示できる情報量は多くなったものの、本体が持ちづらいという欠点も出来てしまった。
この機種では、あえてその真逆へ行くことで、軽量で持ちやすい端末に仕上がっている。
初めて買うので、海外メーカーはちょっと心配という方も多いだろう。
このKC-01は、国内の大手メーカー京セラ製である。
京セラはガラケーの時代からau(KDDI)系キャリアを中心に端末を提供してきた、実績ある企業だ。
初めてのSIMフリースマートフォンとしても、この機種はお勧めできるだろう。
日本はヨーロッパなどと比べると、高温多湿と言われている。
当然、雨や雪も多いので、端末が濡れてしまう可能性もより高まる。
海外より国内の方が、防水対応のスマートフォンが多いのも、これが理由だ。
このKC-01も当然のごとく防水・防塵に対応しているので、そうした安心感が欲しいという方にお勧めできる。
項目名 | 内容 |
---|---|
メーカー | 京セラ |
キャリア | |
OS 種類 | Android 4.4 |
内蔵メモリ | 1.5GB |
CPU | クアッド(4)コア 1.2GHz |
ストレージ容量 | 8GB |
バッテリー容量 | 2000 mAh |
最大待ち受け時間 | 440 時間 |
画面サイズ | QHD |
メインカメラ画素数 | 800 万画素 |
サブカメラ画素数 | 200 万画素 |
大きさ | W :64× H :127× D :11.1mm |
重量 | 133 g |
カラー | ブラック |
テザリング対応 | ○ |
通信データ量 | 通話付きプラン | データ専用プラン |
---|---|---|
1GB/月 |
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- |
2GB/月 |
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- |
3GB/月 |
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6GB/月 |
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無制限 |
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通信データ量 | 通話付きプラン | データ専用プラン |
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1GB/月 |
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2GB/月 |
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3GB/月 |
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6GB/月 |
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