今回ご紹介する「BlackBerry PRIV」は、カナダのBlackberryによって開発、正規代理店のFOXによって2016年3月リリースされたスマートフォンである。
本端末は、Blackberryのスマートフォンとしては初めて、OSにAndroidが採用されたことでも話題となった。
本端末の詳細な魅力については、次以降でじっくり説明していきたい。
先述の通り、BlackBerry PRIVにはBlackberry OSではなくAndroidが搭載されている。
このことによって、大きなメリットが新たに2つ生まれた。
一つはアプリが圧倒的に多くなったことであり、もう一つはGoogleサービスをストレスなく受けることが可能になったことである。
とはいえ、従来からのBlackberryならではの機能も残されている。
「BlackBerry DTEK」は、どの要素がセキュリティレベルを引き下げており、どうすればそれが改善できるかがわかるようになっている。
「BlackBerry Hub」は、メールや通話、SNSなど、あらゆるアプリの通知を一元管理する機能である。
つまり本端末は、AndroidでありBlackberryでもあるのだ。
Blackberry端末になくてはならないものとして、「QWERTYキーボード」の存在がある。
もちろんBlackBerry PRIVにも、スライド式のQWERTYキーボードが用意されている。
タッチ操作にも対応しており、中央部を上下にスワイプさせると、画面に触れることなく上下スクロールさせることが可能だ。
特に文字入力において、QWERTYキーボードは威力を発揮するだろう。
BlackBerry PRIVのディスプレイは、サイズは5.43インチで解像度はWQHDとかなり精細である。
そしてそれ以上に大きな特徴として、サムスンの「Galaxy edge」シリーズのように、左右の縁が曲面上になったディスプレイがある。
スライド式のキーボードを採用している関係上、ディスプレイ部に丸みを持たせないと持ちにくいということなのだろう。
この「エッジディスプレイ」を利用した機能もある。
いろいろ使いでがあるエッジディスプレイなのである。
BlackBerry PRIVは、1.8GHzヘキサコアCPUと3GBのRAMを持つ。
3Dグラフィックなどを表示させてもカクカクしたりすることはなく、ゲームなどで負荷のかかる処理をさせてもまず問題は出ない。
十分すぎるほど快適なパフォーマンスで、使っていてストレスがたまるということだけはないはずだ。
項目名 | 内容 |
---|---|
メーカー | BlackBerry |
キャリア | |
OS 種類 | Android 6.0 |
内蔵メモリ | 3GB |
CPU | ヘキサ(6)コア |
ストレージ容量 | 32GB |
バッテリー容量 | 3410 mAh |
最大待ち受け時間 | 408 時間 |
画面サイズ | 1440×2560 |
メインカメラ画素数 | 1800 万画素 |
サブカメラ画素数 | 200 万画素 |
大きさ | W :78× H :147× D :9.4mm |
重量 | 192 g |
カラー | ブラック系 |
テザリング対応 | ○ |
通信データ量 | 通話付きプラン | データ専用プラン |
---|---|---|
1GB/月 | - |
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3GB/月 |
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5GB/月 |
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無制限 |
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